草津よいとこ一度は行ってみよう! | fishlog

草津よいとこ一度は行ってみよう!

暖冬だからこそ、朝晩の寒さが身に染みる・・・。

新居のお風呂で初湯船を敢行しようと風呂釜を掃除したら

黒いドロドロがたくさん出てきて湯船が地獄と化しました。
ジャバのオトナ買いで地獄を脱した私の労をねぎらうべく、

晴れの得意日文化の日に、紅葉狩り&温泉へ行ってまいりました!


5:00に練馬を出発し、朝の新鮮な空気を吸いに軽井沢へ。
連休初日とはいえ早朝出発なので、トイレ休憩を挟みつつも
7:30には軽井沢に到着!

誰もいなくてもハイソな雰囲気の旧軽井沢を抜け
まずは国の重要文化財でもある旧三笠ホテルへ。
現存するわが国唯一の木造純西洋式のホテルで、
明治時代に日本人職人の手で建てられたそうです。


旧三笠ホテル

開門は朝の9:00いうことで中には入れなかったのですが、
上部に曲線を帯びた幾何学模様の格子窓やかなり洗練されたデザイン。
外から眺めるだけでもロマンティックな気分に。


そこから白糸ハイランドウェイを通って白糸の滝へ。


白糸の滝

流れ落ちる水は繊細な線を描いていて、
まるで水墨画の中にいるみたいです。


清々しい気分を味わったあとはさらに上の方へ。

どこまでも続く並木道と澄んだ空気が気持ちいいです。


白糸ハイランドウェイ


浅間山


浅間山です。

噴煙あげてるんですねえ。びっくりしました。

この浅間山が天明3年(1783)に大爆発したときの溶岩流で出来た

という鬼押し出し園にも立ち寄りましたが

 「火口で鬼があばれ岩を押し出した」と伝えられるように

ゴツゴツとした溶岩の岩波から妖怪でも出てきそうな雰囲気。


鬼押出

ここの休憩所で地元のお母さんが作ってくれる

「きのこ三昧汁」は絶品!

香りが強くてちょっぴり塩辛い、田舎風味噌が
冷えた身体を温めてくれます。


さてここからはいよいよく温泉。
町のいたるところでお湯が湧き、
その湧出量も日本一といわれる温泉大将草津へ。


湯畑2

草津の象徴、硫黄の香りぷんぷんの湯畑。


湯畑

連休初日ということで朝といえども温泉街は少々混雑。
民芸店、漬物店、いろとりどりの派手なドレスが並ぶ社交ダンス用品店(!)と
きみまろ世代の先輩方が喜びそうな店が所狭しと立ち並びます。
しかし出会えて何より嬉しいのは、温泉饅頭売りのおじさん!
このおじさん、大きな板に並べた出来たてほやほやのお饅頭を
まるまる一個試食させてくれるのです!
お店の中でお茶も頂け、温泉に入る前からほっこりした気分。

そして肝心のお風呂は一度に200人は入れる広さを持つという
西の河原大露天風呂へ。



西河原露天風呂


人がいたのでさすがに中は撮影出来ませんでしたが

広さだけで言ったらお風呂じゃなくてプールです(笑。

盗撮が多いとのことでぐるりと高い塀に囲まれていますが

天狗山はすぐそこ!

紅葉を眺めながらゆったりとお湯を楽しめます。


西河原露天風呂2

女湯は7人くらいしか入ってなかったのですが

なぜか皆さん端っこでこじんまりとお湯につかってましたね(笑。

HP によると効能は神経痛・関節痛・うちみ・やけど・美肌・慢性婦人病等々。

草津のお湯は成分が強いので、「釘を入れると2週間で針になる」とか

「初めは5分ないし10分くらいがよい」などと聞いていたのですが

肌がひりひりしてくるわけでもないし、大自然の中でお湯に浸かるという開放感が

何より気持ちよく、30分近くお湯を満喫。

でも湯上りはぐったりで一時間位プールで泳いだような疲労感がありました。

でもその疲労感が逆に「温泉成分効いてるよ」って感じで気持ちよかったりします(笑。


(つづく)