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横浜トリエンナーレ

■えーと、CETについてはまたぼちぼちと書きます。

書きたいことをもう少し整理したいし、イベントは終わっても活動は終わったわけではないので。

■日曜日に山下埠頭の倉庫をメイン会場にしたアートの祭典

横浜トリエンナーレに行ってきました。

地元横浜、久しぶりです。

そうです、神奈川県人は山のふもとに住んでても、静岡の方が近くても、横浜を地元と呼ぶのです。

大漁旗

■入場ゲートをくぐると左手はすぐ海!

海風にたなびき波のようにはためく赤と白の三角旗の下をメイン会場まで歩きます。海を間近に感じられる、サイコーに気持ちいい道のりです。見るなり「すごい大漁旗!」と言った友人S谷さんよ、これはダニエルビュランという人の「海辺の16,150の光彩」という作品だってよ。魚は何処にも打ち上げられてないよ。

■メイン会場は倉庫毎6つの区画に仕切られていて、それぞれのスペースによってまったく雰囲気の違った空間になっています。巨大なおもちゃ売り場のような倉庫では選手がほぼ等身大の巨大サッカー盤でお客さん同志が対戦したてたり、人形が吊るされた森があって、中心にある木のおうちの中でアーティストが人形を縫ってたり。電灯が落とされた暗い区画では、電飾にぼんやり照らされたブランコが揺れてたり、淡々とスクリーンに映し出される映像作品に日常感覚を揺るがされたり・・・その中でも海外アーティストの展示が集められてる区画にある、中国人数人でエベレストに登頂して岩を削って来た時の記録の展示にはヤラレました・・・。なんでヤラレたかは是非行って確かめて下さい(笑。

■他にも奈良美智や吉本ばななの装丁で一躍有名になったウィスット・ポンニミットのソイプロジェクトの展示もあり、随所に見所満載です。展示って書きましたがどの作品も見るだけでなく、手で触ったり音を聞いたり迷路作品を探しながら作品を見てまわったりと全身で作品を体感出来る仕掛けがほどこされてます。会場は結構広いので、早めに来場して、疲れたらHATOBAと題された海辺側の休憩スペースでデッキチェアに座って海を満喫しつつ、のんびりとまわるのもよいと思います。天気のいい日は本当に気持ちがいいよ。


横浜トリエンナーレ

@横浜山下ふ頭3号、4号他

~12月18日まで

10:00~18:00(金曜日は21:00まで)

CETエリア

CETが行われる日本橋・神田・馬喰町・浅草橋・八丁堀エリアは

江戸の中心地であり、数多く存在する老舗や、昔ながらの技と心意気を持った職人さんが

今も地域の歴史と伝統を守っている。

うなぎ屋さん、お蕎麦屋さん、和菓子屋さん、洋食屋さん、刷毛屋さん、

扇子屋さん、楊枝屋さん、刺繍職人、織ネーム屋さん、花火屋さん、

ボタン染め職人さん、組紐職人さん・・・

彼らが作るものは全てにおいて質が高く、仕事はとても丁寧で

デザイン的にも美しく、ものづくりに関わる人の感性を刺激する。

しかし近年は空きビルや空き物件が多く存在し、建築計画もなく

更地のまま放っておかれる空き地も存在する。

そんな空き物件を一定期間、活動の場を求める若いアーティストに貸し、

街をギャラリー化してしまったらどうか?

そうして集まった来客者がアーティストのアイデアで生まれ変わった古い物件の魅力を知り、

借り手が見つかることもあるのではないか?

街を歩き、その街の魅力を知ることで誰かと誰かの、新たな動きが生まれるのではないか?

こうして始まったのが中心企画の「オルタナティブ」展であり、

CETの原点である。


CETの様々な企画は各ディレクターによって提示され、

参加を希望するインターンによって企画毎にプロジェクトチームが組まれた。

私は食を中心とした地域のお店や歴史を取材し一冊のガイドブックにする

「イエローページ」というプロジェクトに参加した。

このプロジェクトが一番早く人を集め出し、具体的に動き出した企画だった。


セントラルイーストトーキョーによせて

インターンスタッフとして参加していた

“CET(セントラルイーストトーキョー)05”

が終了した。

仕事と日常生活の折り合いをつけながらの参加で

めちゃくちゃディープに関わった、という感じではなかったのですが、

いろんな人との出会いがあり、いろいろな面で考えるところあり、

私にとってホントにたくさんのいいことがありました。

CETにはいろんな企画があって、いろんな人が関わっていて、全体の現状が掴みづらく、

なかなか決まらないなと思っていることも決まり出したらものすごいスピードで走り出し、

うかうかしてると何処で何が起こってるんだかさっぱりわからなくなり、

学生を中心としたスタッフはやったこともない仕事をいきなりやることになって

右も左もわからなくても、絶対あきらめないでよく働いて、

自分の予定は尊重するけど仲間を思う気持ちは強くて、

初めて会った人でも年上も年下も立場もなんにも関係なく、

誰もがすぐに打ち解けて・・・

CETにはこれ以外にもたくさん、私の知らない要素だってたくさんあって、

ほんとに壮大ですごく大きなものを動かしていたイメージがあります。

CETでのことはどんな形にせよ残しておいたほうがいいなあと思っていて、

せっかくだからいろんな人の目に触れる可能性のある、ここに残しておこうと思います。

レポートとしてきっちりまとめあげることも考えましたが、ブログなので、

なるべく気持ちの赴くままに記録していきたいと思ってます。

読みづらいところもあるかもしれませんが、そこは飛ばすなり、我慢してもらうなり(笑)

読んでくださる方も、気持ちの赴くまま読んで頂ければと思います。


「CETって何?」

私は昨年REALTOKYOというカルチャーイベントを紹介するWEBサイトを通じて

CETのことを知った。早速チェックしたCET04のホームページのデザインが

むちゃくちゃカッコ良く、トップページのモデルとなったスタッフや

東神田の職人さんの堂々とした存在感が印象的で、

「この人たちはいったいなんだ!?」とフツフツと高まるテンションの赴くまま、

各ページを隅々までチェックした。そして私は思った。


素敵なセンスを持っている人達が集まって、壮大なことを、とっても楽しそうに

やっている。


この人達の仲間に入りたい


昨年はなんだかんだと忙しくて結局参加出来なかったが

今年はインターンスタッフに応募してみることにした。


「CETはかつて東京の中心部であった地域をデザインやアートの観点から再発見するための運動体です。この言葉はエリアの名前でありムーブメントの呼称でもあります。都市・建築・デザイン・アート。それぞれのフィールドで築き上げられてきたモノが歴史や文化、コミュニティ、ものづくりの技術を培ってきたこの地域と融合することで、新しい文化を創出してゆきます。」


私はここ数年、劇場以外の場所で芝居をやることにこだわってきた。それは私達が用意した台本という時間の流れと役者の存在が、そこに存在し続けているというだけでいろんなものを孕んでいる空間の持つ力と融合して、新しい時間の流れや空間が生まれる瞬間が見たかったからだ。

人が空間と一体化し、空間が私達を受け容れる。

CETでも芝居を作るのとは違った形で、そういう素敵な時間が体験出来るという

直感があった。


CETの中心スタッフはアジールデザインの佐藤直樹さんを筆頭に

みかんぐみの建築家竹内昌樹さん、キュレーターの原田幸子さん、

建築家の田島則行さんなど、様々な職業の、

いずれも第一線で活躍されている方々である。

私はアートやデザインの世界のことについて興味はあるがまったく疎く、

舞台美術やインテリアが好きでも建築の世界についてはちんぷんかんぷんなので、

予備知識がないまま全体説明会で皆さんとお会いした。

明るくテキパキとして、姉御的な発言のウラに細やかな気遣いが感じられる原田さん、

会場には来られなかったけどユニークなスライドで楽しませてくれた竹内さん、

柔らかい語り口なのに、しゃべっていくうちにどんどん熱くなって、

話が止まらなくなってしまう佐藤さん。

それぞれに独特の存在感と溢れるエネルギーで、

誰もがついていきたくなってしまうような魅力的な方々ばかりだった。

スタッフ希望の人の多くはデザインや建築、

街づくりに関わってる学生や社会人で、彼らに憧れて何かを学びたいという人もいた。

CETエリアで働いている人や地元の人もいた。

命の危険を感じてます。

■うちの近所は猫が多い。

先日の大雨で氾濫した妙正寺川の岸辺(?)や橋の上で

微妙な距離を保ちつつ何匹も集まってるのも良く見かけるし、

村上春樹もエッセイかなんかで野方には猫が多いと書いてるらしい。

どいつもこいつもマイペースだ。

じろじろ見てるくせに近寄ると逃げてくし

逃げなくてもこっちが伸ばした手の匂いかいで一目散に逃げてったヤツもいたし

失礼な。

触らせろ。思う存分撫でさせろや。

そんな風にここいらの猫に対してかなり欲求不満を抱いてたんですけど

こないだいいカモ見つけまして

阿佐ヶ谷の不動産屋の店先で首輪つけたキレイな猫がにゃあにゃあ言ってまして

夜でお店閉まっちゃってて、でも中に入りたいんだね、かわいそうにって眺めてたら

救い求めるようにこっち見たりして。

チャーンス。

近づいても逃げませんよ、手伸ばしても逃げませんよ。


にゃー


かーわーいー









今まで抱えてた欲求不満解消すべく、頭やら喉元やら撫で回しましたよ。

猫もまんざらでもなさそうだし、

必ずゴロゴロ言わせたるでーと気合入れかかったその時

「がぶっ!」

一瞬何事かと思いましたけどね、ひるむ間もなく

「シャッ!」

かまいたち出たかと思いましたけどね。

なんかこっち睨んでる猫いますね。

片足宙に浮いてますね。

ははあ、凶器はあのツメですね。

かなり深くヤラれちゃいました、しかも手首の動脈付近をざっくりと。


tekubi







殺す気かっ!






しかも猫、ひるんだあたしの後ろから来たおじさんには

何の抵抗もなく撫でられてやがる。

さっきも洗濯物干してたら家の前の桜にとまってたカラスが

3羽束になってこっち向かって飛んで来て

自分の声に自分が驚くくらい大きい声で叫んじゃったし

これってもしかしてもしかすると


狙われてる?


動物界にあたしに関する資料、出回ってる?


しばらく動物園やサファリパークには近づかないことにします。


外食って

■外で一人で食事する時ってどうしてますか?

私はいい大人になるまでダメでした、

絶対「あの人、一人なんだ。寂しー!」って思われるっていう、

過剰な自意識に邪魔されてて。

でも意外と誰も気にしてないし、

一人で来ててもその空間や時間を楽しめてる人は

逆にカッコ良く見えるんですよね・・・。

今じゃすっかり平気になって

吉野家だってラーメン屋だって一人で行けるもん!

ru- 一人で食事に行く店は狭かったり、隣の席とのスペースが広かったり

なにかと恥っこ気分を味わえるようなとこが多くなっちゃいます。

そんな私にはデパ地下の総菜屋の横の狭いスペースにカウンターだけの

食事が出来るスペース、あれがうってつけなんですよね。

今日はルミネ1の地下にある「トーキョールー」という

ルー専門店に行きました。

まず五穀かターメリックのご飯を選び、

カレー、シチューをベースにした、いろんなルーの中から

1種類か2種類を選び、ご飯にかけてもらえば出来上がり。

私はトーキョーカレーというのを食べました。

フォンドボーのフルーティーでコクがあってっていう複雑な味が

しっかり出ていてなかなかおいしかったです。

薬味のタマネギスライスも新鮮です。

食事スペースはカフェ風の作りになっていて

一人で食事してる若い女の子がたくさんいました。

松屋や吉野家には入れない、女子のひとりご飯には

うってつけの店ですよん。